産後矯正
目次
・絆流 産後矯正のポイント
1.骨盤調整
・骨盤ケアーの3原則
・妊娠中からでるリラキシンとは
・産後骨盤矯正の有効期間について
・骨盤を支えるポイント
・最終的には筋肉が必要!
2.肋骨矯正
・気づいてない肋骨の歪み
・出産後の上半身太り
・授乳での猫背姿勢(バストが垂れる)
・産後でよくある質問
骨盤矯正はこちら
絆流 産後矯正のポイント
出産後は体調も体系も変化しています。
特に、体力は落ちてしまい筋力や出産による骨格のズレにより、体はボロボロです。
しかし、焦って元に戻すのは無理に近く体にも負担が大きいです。しかも、約1年間は授乳や子供の成長に毎日の日々を忙しく過ごすのが実情でしょう。
昔より体形が変わったなど感じる事は多いと思いますが、焦る必要はありません。
「出産後太った」など感じる方は多いと思います。
そこでダイエットを始めようと思う方は多いですが、通常のダイエットでは体は元に戻りません。
何故ならそこには、骨格の歪みが生じていて細くなりにくいからです。
絆流産後矯正は、骨盤は整えるのはもちろんですが意外と忘れている肋骨も矯正していきます。

1・骨盤調整
骨盤ケアーの3原則
1・下げない
2・鍛える
3・ゆがめない

1・下げない
産後で何が下がってくるかというと、内臓や子宮や膀胱といった内臓器官が下がっています。
また、ウエストライン(お腹)に圧がかかるとと子宮・膀胱・直腸が押し下げられます。
また、座り方も重要になってきます。仙骨で座ると内臓が押しさげる座り方になってしいます。(ぺったんこ座り、お姉さん座り、横座り、)
2・鍛える
出産で骨盤がゆるみます。そのゆるみを放置していると今まで支えていた筋肉や靱帯も緩んだままになります。最低でも骨盤ベルトで締める(閉じる)。さらに維持できるように筋肉の強化により出産前の骨盤のように支えていきます。
3・ゆがめない
ゆがめないとは、特に座り方など日頃の癖が骨盤を歪めています。「仙骨座り」「横座り」「お姉さん座り」「足を組む」などの姿勢をとりたくなる人は骨盤が歪んでいる証拠でもあります。または、同じ方向のみで寝る(右肩を必ず下にして寝る)。
産後は骨盤を整えるチャンスではあるのですが、出産後歪んだ姿勢をとると骨盤を整えるどころか歪めてしまいます。
妊娠中からでるリラキシンとは
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画像には記載はないですが、妊娠初期からリラキシンと言う女性ホルモンが体内に出ます。
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リラキシンの作用は骨盤などの関節を緩くする作用があります。
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そのリラキシンがあるからこそ自然分娩で赤ちゃんが産道を通って体外へ出て来る事ができます。
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また、リラキシンの影響は出産後も影響する事が知られています。
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多くは2・3日でリラキシンホルモンは止まると考えられていますが、人によって様々と言われています。
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また、生理前にもリラキシンは出ます。そのため女性の腰痛もその時期に多い傾向があります。
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しっかり母乳を赤ちゃんに与える事で、お母さんの回復も早くなります。
女性ホルモンを整える事で抜け毛の予防にもなりますのでしっかりケアーをしていきましょう!

産後骨盤矯正の有効期間について
当院では、出産後1年間が産後矯正としてタイムリミットだと考えています。
1か月目から矯正は可能ですが、出産後の体力の回復等を考慮して2か月目から6か月以内がお勧めとお伝えしています。
では、1か月目は何もしなくてよいのか?と思いでしょうがそれは違います。
1か月目は体力の回復と骨盤を締める作業が必要になってきます。
骨盤を支えるポイント
産後直後から産後ベルトやさらしなどのグッズで骨盤を支えていきます。
産後ベルトの固定位置はご存じでしょうか?
出産直後は大転子と言われる足の出っ張りを目安に骨盤(恥骨部)を締めていきます。(産後~2か月を目安)
その後右図の位置で骨盤ベルトをします。

最終的には筋肉が必要!
矯正で整えて、整えた骨を維持していく必要があります。筋力があれば矯正で整えた骨は維持できますが、ただ、妊娠中・出産後は運動できていませんので相当体力が落ちています。
特に臀部をしっかり鍛えないと下半身太りにつながります。
また、腹筋を鍛えなければ下腹がボッコリと出てしまいます。
産後で鍛えたい筋肉は、腹筋、臀部、骨盤底筋を重点的に鍛えていきます。
ただ、産後一年間をかけてリハビリというイメージでトレーニングして、出産前の体を取り戻しましょう!

2・肋骨調整
気づいてない肋骨の歪み
産後では骨盤ばかり気にしておられます。
実は肋骨も歪んでいるのに気づかれている方はどれくらいおられるでしょうか?
肋骨は出産直前ではお腹が大きくなっている時に肋骨の下部が開いて、胎児の為にスペースが形成されます。
そのスペー スは、出産後でも自力で小さくなる事はなかなかありません。自分ではどうする事も出来ないのです。

出産後の上半身太り
特に出産後での体形崩れで言われる事が多いのは「骨盤は戻ったけど上半身は戻らない」と言う言葉をききます。つまり下部肋骨が開いている事が多いわけです。
絆整体院では肋骨矯正も産後矯正の一環と考えています。

授乳やオムツ替えでの猫背姿勢(バストが垂れる)
これらの姿勢あてはまりませんか?
・授乳の座位でお腹の力が抜けて、骨盤が後ろに倒れる。
・横座りをして授乳していて骨盤が左右に傾き歪んでいる。
・赤ちゃんの口に胸を近づけるので、背中が丸くなり猫背になっていませんか?
猫背になると胸郭(胸の肋骨)が垂れ下がる状態になります。
結果バストが垂れてしまい、乳腺が詰り母乳の出が悪くなる原因を作ってしまいます。

産後でよくある質問
・産後ベルトはいつからいつまで?
産後ベルトは出産後から約1年間つけることが望ましいと言われています。
ただ、ずっとつけておくのも難しいのが現状です。始めの数か月はしっかり産後ベルトをして、しっかり筋肉などがつけば外しても良いと思います。
・骨盤がグラグラします。
産後で筋力が低下しています。まずは骨盤ベルトである程度安定化をしてから、骨盤矯正と共に筋力UPが必要になります。
・仙骨が出っ張っていて痛いです。
出産で時々あるのが仙骨が後ろに出っ張って痛いと言う事が多いのですが、要因としては元々反り腰気味の方でさらに骨盤が出産によって仙骨の出っ張りが余計に出てしまったと思います。また、座り方も悪い傾向があると思いますので気軽にお問い合わせください。
・寝れないのですが。
睡眠はとても大切です。授乳しているとなかなか自分のペースで寝れないのが現状です。
人間は寝ている間に体は整体されて、次の日には疲れが取れるのですが睡眠不足だとそれもできません。
骨盤が歪んでいると眠りも浅くなると言われています。矯正を受けて深い睡眠がとれるかもしれません。
・産後疲れが取れません。(うつ、不安)
まず睡眠はとれているでしょうか?また、一人で子育てへの悩みなど抱え込む事はしていませんでしょうか?気軽に周りの人に悩みや相談してみてはいかがでしょうか?相談する事で、不安などが和らいで気分的に楽になるだけでも疲れ感は違うはずです。
・尿漏れなどが不安です。
骨盤底筋をトレーニングする必要があります。しかし、歪んだ骨盤に対してトレーニングをした所では穴のあいたバケツの様に水が漏れてしまいます。しっかり整った状態でトレーニングを行う事で漏れる不安が無くなるでしよう。
参考書籍
「心と体がラクになる産後の骨盤ケア」小林いづみ 原田美佐子
「母になった女性のための産後のボディケア&エクササイズ」吉岡マコ
一度絆整体院でチェックしてみませんか?
来院時に座り方チェック、骨盤のチェックなど絆整体院で検査いたします。
また、どれくらいで治るかどうかは人によって様々です。
整体院ではエクササイズやストレッチの指導もおこないます。
本院では、キッズスペースはございません。またベビーカーも直接入る事ができませんので、ご了承ください。バウンサーがございますので、赤ちゃんを寝かせる事ができます。