少しづつ熱くなってきました。今年の夏も気温が高い日が多いと予報されています。
この時期にしておかないと夏バテや熱中症になってしまうかもしれません。
そんなあなたに今から行う事で夏に強い体を作る事ができます。
最近テレビや新聞などで「暑熱順化」という文字を見たことはありませんか?
言葉では聞くけど一体何なの?と思う人もおられるかもしれません。
目次
暑熱順化とは
一言でお伝えすると「身体を暑さに慣らしていく」意味です。
6月ぐらいから暑い日が増えてきます。日中は暑いので外に出ないやずっと家の中で過ごしているなどしていると、、、急な温度変化に身体は耐えきれず夏バテ、熱中症、脱水症状など出てきます。
今から身体を慣らして、夏バテや熱中症・脱水症状に対して強くなりましょう!
暑熱順化を終えるメリット
汗と一緒に身体の熱が逃げてくれます。
汗は汚いイメージですが、暑熱順化の終わった汗はさらっとしています。
そのために気化熱で体の熱を奪ってくれます。
暑熱順化が終わっていないと、ベトベトとした汗を掻きます。
ベトベトとした汗の中には、ミネラル(K、Ca、N)などや皮脂成分などが含まれており、気化しにくくベトベトとした状態になります。
皮脂成分など多く含まれるので臭いを感じられる汗となってしまします。
また、ベトベトとした汗はミネラル分まで体外に出てしまうので、熱中症や脱水症状になりやすいのです。
暑熱順化にはデメリットはありません。
暑熱順化を終えるには
暑熱順化を終えるには2週間ぐらいは必要とされています。
暑熱順化には適度に汗を掻く必要がありますお勧めの方法をお伝えいたします。
1・ウォーキング
まずはウォーキングです。有酸素運動みたいに20分しないといけないと思われる方もおられると思いますがそうではありません。
運動が嫌いでもおすすめな方法としては、朝の10分ぐらいの散歩で十分だと考えます。
ポイントとしては、汗をじんわりと各程度で構いません。ダラダラ歩きよりは少し歩く方が良いと思います。

2・サイクリング
膝が痛くて歩けないなど歩行が苦手な方は、自転車がお勧めです。
身体に負担が少なく長時間できます。歩行よりは長くすることが良いです。
少し汗を掻きながら風を感じて乗ると良いでしょう。

3・筋トレ
筋トレもおすすめになります。基礎代謝が上がる為に発汗作用しやすくなります。
全身鍛える事も重要ですが、私のおすすめは太ももの筋肉を鍛える事です。
身体の中で一番筋肉が大きいのと使われる頻度が高い事です。
10分から20分の運動で汗を掻く程度で構いません。

4・お風呂
身体を芯から温めましょう!ぬるめのお湯に入られる方は20分以上は入ってください。熱めのお湯に入る方は5分~10分で大丈夫です。
お風呂に入った後に水分をしっかり取りましょう!ただし冷たい飲物は身体に負担が大きいので常温のお水などがおすすめです。

5・サウナ
最近流行りのサウナもおすすめです。お風呂と同様に芯から温まるようにしてください。サウナには風呂以上に効果があります。水風呂も入っていただいてください。
お風呂同様に水分を取ってください。

6・エアコンに当たりすぎない
過度に扇風機やエアコンに当たってしまうと汗を掻かなくなってしまい暑熱順化が終えることなく夏を迎えてしまいます。適度に冷房を使う事で体を暑さに慣らしてください。

最後に
暑熱順化が終わったから、夏の対策が万全かと言われるとそうではありませんが夏に体調を崩さないようにすることが目的となります。
また、運動が得意な人は運動を行ってもらうと暑熱順化が早く行われます。運動ができない人などはしっかりお風呂に入ってもらって暑熱順化が起きるようにしてくださいね。
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