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冷えについて

更新日:2024年4月24日

一月末になり寒さもきつくなりました。

今回は身体の冷えについて、ブログを記載いたします。


目次

あなたの冷えタイプは?

あなたにそもそも冷えがあるかどうかを調べる必要があります。

それには体温と手足の温度の差をチェックするのが良いかと思います。


方法としては、非接触体温計でおでこと手足の温度を測ります。

3度以上差があれば冷えがあると言えるでしょう。

非接触体温計がない方は、第三者におでこや手足を触ってもらって冷たく感じれば冷え性の可能性があります。


冷えがある方は以下の5タイプに分けられます。

  • あきらかに手足が冷たい方は・・・末端冷え性タイプ

  • 下半身のみ冷えている感じがある方・・・下半身冷えタイプ

  • 内臓が冷えている感じがある方・・・内臓冷えタイプ

  • 精神的要素が原因で冷えを感じる方・・・メンタルタイプ

  • 上記のすべてが絡んでいる方は・・・複合タイプ

あなたはどのタイプかチェックしていきましょう。

冷えのタイプ

末端冷え性タイプ

一番多いのがこのタイプではないでしょうか?

末端冷え性タイプの特徴

  • 手足の先が冷える

  • 手足の血流が不足している

  • 血管が細い

  • なかなか寝付けない

  • 眠りが浅い


末端冷え性タイプの対応策

  • 毎日お風呂の湯につかる

  • 運動習慣をつける(筋量の不足)


下半身冷えタイプ

下半身が冷えを感じやすい。

下半身冷えタイプの特徴

  • 足がむくみやすい

  • 顔がほてっている


下半身冷えタイプの対応策

  • 骨盤の歪みを整える

  • 代謝を上げる

  • 更年期障害をお持ちの方はホルモン療法を行う(医者へ)


内臓冷えタイプ

自律神経が乱れている方。

内臓冷えタイプの特徴

  • お腹を下しやすい

  • 身体がだるい


内臓冷えタイプの対応策

  • 自律神経を整える

  • 消化に良いものを食べる

  • 腹巻などでお腹を温める


メンタルタイプ

冷えを感じているが、実際には手足の温度差が少ない方

メンタルタイプの特徴

  • 強いストレスを感じている

  • 手足が冷たいと感じるが、冷えていない

  • なかなか寝付けない

  • 眠りが浅い

  • 夜中に目が覚める


メンタルタイプの対応策

  • ストレスを溜めない

  • 自律神経を整える

  • 生活リズムを見直す

  • メンタルクリニックや心療内科を受診する


複合タイプ(全身)

上記の冷えの組み合わせで冷えを感じていて、全身が冷える。

複合タイプの特徴

  • 複数の冷え症が組み合わさっている

  • 全身に冷えを感じる

  • 筋量が少ない

  • 「腎」の気が減少している※1


複合タイプの対応策

  • 生活習慣を見直す

  • 代謝を上げる

  • 運動習慣を身につける

  • タンパク質を摂取する


おすすめな冷え対策

自分の冷えタイプはある程度理解していただいたと思いますが、では実際に何をすればよいの?と迷う所です。

自分でできる冷え対策におすすめな方法をお伝えしたいと思います。


・自律神経を整える

自律神経は主に身体の内臓器官を調整しています。具体的にいうと、血圧、血流、呼吸、体温、食事、排便や排尿と言った様々な器官を調整してくれる神経です。

そこが狂ってしまうと、体の調子が悪くなるのは当然です。

□夜遅くまで起きていませんか?

□寝るギリギリまでスマホしていませんか?

□ストレスをため込んでいませんか?

□あまりお風呂に浸からない(シャワーで済ます)

などの生活環境が悪くなっていませんか?

自律神経を整える手助けとなるのが、質の良い睡眠ではないでしょうか?

特に夜10時~朝2時までは睡眠のゴールデンタイムと言われます。この時間に寝ていると体を整えるホルモンなどが多く分泌されやすく、体を整える手助けをしてくれます。

ことわざで「寝る子は育つ」と言うのもこの理由からでしょう!!

また、入浴もしっかりすることで睡眠に繋がります。


・運動をする

そもそも体の筋肉量が足りなくて冷えに繋がっていませんか?

身体を動かす事により筋肉は熱を持ちます、それが体温にもつながります。

□運動は週に1回以下

□休みの日は家でゴロゴロしている

□姿勢が悪いと言われる

など当てはまりませんか?

そんな方にお勧めな運動不足解消に良い方法は、朝散歩(15分)朝日を浴びる少し早めに歩行すると良いでしょう?(運動不足の解消と同時にホルモンバランスも整えてくれます。)

また、散歩に行く暇がないという方には、スクワットやかかと上げの体操など足の筋肉を動かすと良いかと思います。

根本的な解消にはなりませんが、手首、足首、首などをクルクル回すといった事も血流の改善につながるので冷えには効果的と考えております。


・食事を見直す

運動しても食生活を見直さなければ、体の冷え解消にはつながりません。

□炭水化物中心の食生活になっていませんか?

□食塩・砂糖多く取っていませんか?

□冷たい物や飲み物を取っていませんか?

当てはまりませんか?

筋肉の元になるのはタンパク質です。特にタンパク質が足りていない方が多いと私は思います。特に赤身のお肉やマグロやカツオなどの赤身のタンパク質を多くとる事で、血の成分になる鉄分も補えます。

あと、水分補給も大切です。水分が不足すると血がドロドロになり循環不良に陥ります。そうすると末端に血流が不足し冷えにもつながります。


最後に

あなたはどのタイプでしたか?

冷えは身体にとって万病のもとに繋がります。(がん・肥満・免疫低下等)

少しでもお役に立てれば幸いです。

これを参考にしていただいて、冷えを改善しましょう!!


※1 複合タイプの「腎」について

東洋医学で成長、発育、生殖の意味合いがあり、生命力の元と考えられている。

老年期で低下すると、骨粗鬆症などにも繋がりがあると考えられます。

あと毛や爪、歯とも関連があるとされています。

ゆっくりとお風呂に入ったりするなど体を冷やさない事で改善します。


<参考図書:「冷え症外来」の医師が教える 冷えとり習慣 林 忍 (著)>

↑さらに気になる方はぜひ読んでください。


 
 
 

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